2012年5月13日日曜日

クリトリスの説明

女性外性器8330例を研究し、導き出された愛撫の実践方法がある。人物は「ドクターK」と呼ばれる人物だ。そんなドクターKが女性器について解説した内容をもとに、クリトリスについて説明しよう。  * * *  クリトリスは、ペニスの亀頭そのものにあたる陰核亀頭と、ペニスの皮にあたる陰核包皮からなります。わかりやすくいえば、ペニスの先端を小さくしたものが、クリトリスといっていいのです。また、クリトリスはペニスと同じように包皮をかぶった包茎タイプと、反対に皮がむけて陰核亀頭の露出したタイプとがあります。しかし、クリトリスの亀頭が陰核包皮に包まれていようが露出していようが、どちらもそのまま唇と舌で刺激すればよいということです。  つまり、包皮におおわれているからといって、わざわざ包皮をめくって、亀頭を露出させる必要はないということなのです。無理に包皮をめくって刺激したのでは、女性には強烈すぎて、その痛さに腰を引いてしまうことになるのです。これでは性感の高まりも一挙にさめてしまうでしょうし、セックスによって男女が同時にのぼりつめることなど、まず望めないことなのです。    逆に陰核亀頭が露出していれば、それはそれでその姿のまま愛撫すればいいのです。亀頭が露出している女性なら、日ごろから小陰唇や大陰唇でそこが自然に摩擦されていて、包茎タイプのクリトリスほどは敏感ではないと考えられるからなのです。  なお、クリトリスは女性によって大きさと形に個人差があります。しかし、感度は大きさや形とはなんら関係がないのです。感度は感覚受容体の密度の問題であり、たとえ見た目にはごく小さなクリトリスでも密度が高いなら、それだけ感度も高いのです。感度を高めたクリトリスは、しだいに勃起してきます。それは刺激によって、陰核の海綿体に血液の流入が増大するからです。     見た目にもはっきりと大きくなったことがわかるとき、いよいよ女性の膣はペニスの挿入を求めてくるようになるのです。 ※週刊ポスト2011年2月25日号

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