2013年4月20日土曜日
理想のSexとは
ついに人類の理想のセックスが解明された--イギリスの大手タブロイド紙『デイリーメール』は堂々たる見出しを掲げた。
「現代人の理想のセックスは『週に1回、土曜の午後11時前に23分間電気を点けたまま騎乗位でする』である」(3月14日付)
なぜ同紙はこう断言できたのか。その根拠は、英最大のラブグッズメーカー「Lovehoney」とオンライン薬局「UKMEDIX」が今年、男女1500人以上の英国人を対象に行なった調査だった。
それらの調査によると、曜日に関しては37%のカップルが土曜にするのが理想と答え、逆に火曜がもっともしたくない曜日(4%)だという。
「午後11時前」も「23分間」も調査結果を平均して算出された「理想の時間」だという。ちなみにその23分間は前戯と挿入が「6:4」で分けられるべきだそうで、挿入の理想は「9分20秒」となっている。
もっとも、週末の落ち着いた時間に30分程度したいのはごく当然の話ともいえる。
日本人にとって意外なのは、やはり電気を点けることだろう。調査では、66%の女性が「電気を点けたままがいい」と回答。日本在住4年のイギリス人女性(30代)に話を聞くと、「そもそも行為に及ぶ時点で私を受け入れてくれていると思うから、明るい場所で裸を見せることは全く恥ずかしくない」という。
さらに、およそ半数の49%が「騎乗位を理想の体位」としているのも、正常位主体の日本では考えられない話かもしれない。
世界性愛事情評論家の渡辺ひろ乃氏はいう。
「欧米ではコミュニケーションを取りながらセックスしますから、日本みたいに真っ暗な中で手さぐりで黙々としている人なんていない。騎乗位にしても、女性が自分で気持ちがいいように股間をこすりつけながら絶頂を求める人が多いから、女性上位が一般的なんです」
いわれてみれば、映画のベッドシーンでも、「行為の直前に灯りを消す」という場面は外国映画では少なく、邦画特有の演出といわれる。
※週刊ポスト2013年4月26日号
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