2009年5月29日金曜日

日本人にとって大したこと無い言葉ですが外人にとっては大変な言葉です。

オーストリアのファッキン村(Fucking)にて、英国からの旅行者によって看板が盗まれる被害が相次いでいるとのこと。ファッキン村のシークフリード・ホイップル氏によれば、これまで同地域は近郊の首都ザルツブルクから記念写真撮影に多数の観光客が訪れ、村の財政に貢献する一方、土産がてらに頻繁に看板が盗まれるため、地元の人々は辟易しているという。そのため、今後、同村では観光客らに対し、看板の盗難を止めるよう訴えかけていくと語っている。
「昨年には、村の改名を巡って投票まで行われましたが、我々はこのまま存続していくことを選んだんです。ファッキン村には800年の歴史があります。最初はおそらくミスター・ファック(Mr.Fuck)氏、あるいはファック・ファミリーがこの地域に移住し、"定住"を意味する"ing"が後付されてファッキン村が誕生したわけです。」
また村の人々は、1945年、米英の連合軍が同地域に駐留するまで、英語における同村名の意味を知ることはなかった。「もちろん、今では村の名が何を意味するかは分かっています。しかし我々にとって、ファッキンはファッキンに他なりません。あくまでファッキン村なのです。」
オーストリアの奇妙な村名の専門家であるフランツ・デゥエルンステイナー氏によれば、ファッキン村の住民は―その名前とは裏腹に―非常に保守的な人々であるという。
「村のほとんどの人が英語を喋ることが出来ます。なので、誰かが村名の意味を訪ねると、皆少し恥ずかしそうに答えるんです。」
またフランツ氏によれば、オーストリアには他にもWindpassing(オナラ)やWank on the Lake(湖の上でオナニー)といった名前の地域が存在し、そこに住む人々はしばし同じような辱めを受けているとのこと。
【参考】同地域の所在地 / MSN MAP

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