2012年4月27日金曜日
意外な女性の性感帯とは
本誌が独自におこなった「女性3000人アンケート」(性体験のある18歳~69歳までの女性3000人対象)調査結果によれば、「体で最も感じる部分」には、上位から順に「女性器」「乳首」と、男性の予想通りのパーツが並んだ。しかし、注目すべきは3位以下の結果だ。「首」(10.3%)「耳」(9.0%)と、意外な部位が並び、上位にランクすると思われた「乳房」を上回った。
「乳房を力いっぱい揉まれてもイマイチ感じないけど、耳の周りをねっとり舐められたり、首筋にキスされたりすると体中がゾクゾクする」(28歳・派遣社員)
「顔が常に近くにある方が愛されてるって感じがします。顔周りの愛撫って大好き」(22歳・女子大生)
など若い女性から特に支持されている。これには科学的な理由がある。耳や首など脳に近い部分への愛撫は、快感を司るA10神経を刺激しやすいといわれる。とくに耳周辺にある神経は、脊髄を通して女性器周辺の神経とつながっているという説もあるほどだ。
さらにアンケートで「女性器の中で最も感じる部分」についても聞いたところ、膣内よりもクリトリスのほうが女性たちにとって圧倒的に感じやすいことが判明した。今回の調査の監修者で、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社刊)の著者である産婦人科医・宋美玄氏がいう。
「女性にとって、クリトリスは全身で最も敏感かつ快感を得やすいポイントです。女性がマスターベーションの際に愛撫するのも、膣内よりクリトリスのほうが圧倒的に多い。男性が女性をオーガズムに導くためには、クリトリスへの刺激が鍵になります」
※週刊ポスト2010年12月17日号
クリストスの愛撫の仕方
宋美玄医師(産婦人科医)は、男性たちが女性を満足させる愛撫ができない大きな理由の一つに、「女性器の構造についての無理解」があるのではないかという。“女性器における最大の性感帯”であるクリトリスは、「ヒクヒクと同じテンポで愛撫」するようにアドバイスする。
* * *
昨年の『週刊ポスト』12月17日号では、私の監修のもと、女性3000人を対象に「女性器の中で最も感じる部分はどこですか?」というアンケートを行ないました。その結果、「クリトリス」と答えたのは実に74.2%。対して「膣内」と答えたのは20%ほど。つまり、女性にとって身体のうちで最も敏感かつ快感を得やすいポイントは「クリトリス」なのです。
クリトリスの神経の数は男性器の約2 倍ともいわれ、非常に敏感です。愛撫の際には、非常に繊細な扱いを心がけなければなりません。
【1】まずは下着の上から、ゆっくりと前後にさするようにして優しく愛撫してあげること。
指とクリトリスが共に乾いた状態では、摩擦が強すぎて女性にとっては痛いだけです。クリトリスそのものを触るのは、ラブジュース(愛液)が出てきてからにしたほうがいいですね。
【2】クリトリスの包皮を無理に剥こうとしないこと。
女性のクリトリスは興奮してくると自然と包皮から露出してくるケースがほとんど。十分に湿らせた指や舌で、柔らかく触ってあげてください。クリトリスがヒクヒクと脈打つようになったら、オーガズムが近いというサインです。しかし、ここで一気に絶頂へ導こうとして指の動きを激しくしてはいけません。そのヒクヒクとした動きと同じテンポで愛撫すると、オーガズムに導ける可能性が高まります。
【3】「単調に、一定のリズムで」がクリトリス愛撫の基本です。
突然愛撫のスピードやリズムが変わることによって、女性が違和感を感じ、フッと我に返ってしまうことがあるのです。また、「挿入中」もクリトリスの愛撫を続けると、より深い効果が得られます。これは医学用語で“ブリッジ”と呼ばれるテクニックですが、男性が膣内にペニスを挿入した状態で、クリトリスが絶頂に達すると、男女ともに強い快感を味わえるのです。
【プロフィール】ソン・ミヒョン/日本性科学会会員。大阪大学医学部卒業。著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社刊)は35万部の大ベストセラー。
※週刊ポスト2011年2月11日号
クリストスへの単調な刺激が好効果ありと女医師
これだけSEXがオープンになった現代でも、男女間の性行為にまつわる“誤解”は多い。『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』著者で産婦人科医・宋美玄氏が指摘する。
* * *
女性が快感を得る仕組みは、挿入の刺激で一直線にオーガズムへ突入する男性とはまるで違います。女性は膣だけではなく、その他の性感帯からも快感を得ることで、より強い絶頂を迎えます。つまり、挿入中に空いている手で愛撫をしたり、口を使って舐めたり、キスをするという「中戯」こそが、女性を気持ち良くさせるための鍵なのです。
特に効果的な中戯としてご紹介したいのが、膣とクリトリスを同時に刺激する「ブリッジ法」です。女性の最大の性感帯はクリトリスですが、いざ挿入してからでは、ペニスが直接クリトリスに当たることはありません。そこで、挿入中に指でクリトリスに触れて刺激をするのです。ペニスだけでなく補助的に手を使うことで、膣だけではなくクリトリスを合わせた2か所で同時に、オーガズムへと導きます。
このとき、クリトリスの触れ方に特別なテクニックは、要りません。指を十分に湿らせたうえで、強弱など変化をつけず単調に触れるだけです。意外かもしれませんが、クリトリスへの刺激は単調なくり返しの方が気持ちいいのです。
一定のリズムで刺激をするという意味では、手ではなくローターなどの器具を使うのも、失敗が少なくていいと思います。男性は「俺のテクでイカせたい」という気持ちが強いのか、器具を使うことに抵抗を感じる方が少なくないようですが、女性にしてみれば正直、生半可なテクニックよりはローターの方がありがたいです(笑い)。
※週刊ポスト2012年4月20日号
2012年4月20日金曜日
女性の性に対する本音
今回、本誌では25~39歳の女性300人(未婚、既婚を問わず)にSEXに関するアンケートを実施。数々の設問から見えてきた、女性たちの性に関する本音を探ってみた。
彼女たちにこれまでの経験人数を聞いたところ、『2~5人』と『6~10人』が同数で1位、以下、2位『1人』、3位『11~19人』と続いた。中には「31人以上」と答えた強者も5%ほどいた。
さらに浮気相手の総計を問うたところ『0人』が一番多く49%。2位『2~3人』、3位『1人』、という結果になったが、このデータを見る限り、世の女性の約半分が浮気経験あり、ということになる。降水確率50%だと傘を持って出かけないと不安だが、「うちの嫁(彼女)に限って……」という希望的観測は、これを見る限り裏切られる宿命のようだ。
「いつもと違う場所で最高に燃えたのは?」との問いには『野外』、『車』が13%で同率一位、以下2位『温泉旅館』、3位『会社』と続いた。
そして「恥ずかしくて言い出しにくいが、いつかやってみたいプレイは?」という設問には28%の女性が『3P』と回答して1位。2位『バイブ』、3位『ソフトSM』、4位『ローター』と比べると断然、ハードルが高い気がするが、なぜか高い支持を集めた。ちなみに「本当はイヤじゃないけど、イヤ/恥ずかしいと言っているプレイは?」との問いの6位にも『3P』がランクインしている。2010年代の日本人女性は、複数プレイに対する関心がこれまで以上に高まっているのか?
週刊SPA! 4/17発売号「20~30代オンナが格付け SEXなんでもランキング」では、これ以外にも「パートナーにしてあげたい奉仕は?」「されると愛を感じる行為は?」など、女性の本心がわかるアンケート結果が満載。男たちのすべての疑問を解消してくれる、総力特集である。 <文/週刊SPA!編集部>
彼女たちにこれまでの経験人数を聞いたところ、『2~5人』と『6~10人』が同数で1位、以下、2位『1人』、3位『11~19人』と続いた。中には「31人以上」と答えた強者も5%ほどいた。
さらに浮気相手の総計を問うたところ『0人』が一番多く49%。2位『2~3人』、3位『1人』、という結果になったが、このデータを見る限り、世の女性の約半分が浮気経験あり、ということになる。降水確率50%だと傘を持って出かけないと不安だが、「うちの嫁(彼女)に限って……」という希望的観測は、これを見る限り裏切られる宿命のようだ。
「いつもと違う場所で最高に燃えたのは?」との問いには『野外』、『車』が13%で同率一位、以下2位『温泉旅館』、3位『会社』と続いた。
そして「恥ずかしくて言い出しにくいが、いつかやってみたいプレイは?」という設問には28%の女性が『3P』と回答して1位。2位『バイブ』、3位『ソフトSM』、4位『ローター』と比べると断然、ハードルが高い気がするが、なぜか高い支持を集めた。ちなみに「本当はイヤじゃないけど、イヤ/恥ずかしいと言っているプレイは?」との問いの6位にも『3P』がランクインしている。2010年代の日本人女性は、複数プレイに対する関心がこれまで以上に高まっているのか?
週刊SPA! 4/17発売号「20~30代オンナが格付け SEXなんでもランキング」では、これ以外にも「パートナーにしてあげたい奉仕は?」「されると愛を感じる行為は?」など、女性の本心がわかるアンケート結果が満載。男たちのすべての疑問を解消してくれる、総力特集である。 <文/週刊SPA!編集部>
2012年4月17日火曜日
結婚しない率の理由に高度化したアダルト グッズ
かつては「こっそり」買うものだった“大人のオモチャ”が、今、大変なことになっている。ここ数年、秋葉原ではメイド喫茶や中古のパソコン販売店、パーツ販売店が次々に閉店し、その穴を埋めるかのようにアダルトグッズやアダルトDVDを販売する店が増えている。「恐らく、今後も増えるでしょう。アキバが風俗街になってしまうのでは、と心配です」(『秋葉原案内所』関係者)という声もある。性がオープンになった時代とはいえ、なぜ、アダルトグッズを昼間から平気で買うような人が増えたのか? “アキバのカリスマ”として知られる経済評論家の森永卓郎氏が語る。
「かつての日本は、結婚しなければエッチができない、いわば“結婚社会”でした。ところが、今は、30代前半の男性の非婚率が49%台にまで増加している。それは結局、結婚せずとも性的な享楽を得られるからです。アダルトグッズの進化や販売の増加は、その一助をなしている」
加えて森永氏は、「秋葉原にショップが増えているというのは、この土地ならではの事情もある」と分析する。
「もてない男性たちがアニメなどに走っていたが、やはり2次元の世界では満足できなくなる。けれども現実の女性は相手にしてくれないから、高級な『ラブドール』などで処理をする。そう考えると、アキバでアダルトグッズショップが増えているのは、アニメなどへの傾倒が『メイド喫茶』に発展したのと同様に、2次元では満足しきれない人たちが3次元を求めた結果だ、と言えるのではないでしょうか」
※SAPIO2010年9月29日号
「かつての日本は、結婚しなければエッチができない、いわば“結婚社会”でした。ところが、今は、30代前半の男性の非婚率が49%台にまで増加している。それは結局、結婚せずとも性的な享楽を得られるからです。アダルトグッズの進化や販売の増加は、その一助をなしている」
加えて森永氏は、「秋葉原にショップが増えているというのは、この土地ならではの事情もある」と分析する。
「もてない男性たちがアニメなどに走っていたが、やはり2次元の世界では満足できなくなる。けれども現実の女性は相手にしてくれないから、高級な『ラブドール』などで処理をする。そう考えると、アキバでアダルトグッズショップが増えているのは、アニメなどへの傾倒が『メイド喫茶』に発展したのと同様に、2次元では満足しきれない人たちが3次元を求めた結果だ、と言えるのではないでしょうか」
※SAPIO2010年9月29日号
中国観光見物の定番はストリッフ劇場
春節(旧正月。今年は1月23日)の休みを利用して日本を訪れる中国人に、いまなぜか「ストリップ劇場」が人気だという。しかも中国人の場合、夫婦で出向く。実際に体験した中国人男性に話を聞いた。
「エロというよりは好奇心です。ステージで真っ裸の女が踊るなんて、中国にはない見せ物だから、女性も演劇や舞台を観る感覚なんです」
中国では、旅行業法でエロ目的や賭博(パチンコ、競馬場など)関係の場所に旅行客を案内してはいけない。だが実際は、添乗員がバスの中で説明を始めるのが「定番」。もちろん自由参加だが、「たいていの人は行く」(同前)という。
※週刊ポスト2012年2月24日号
「エロというよりは好奇心です。ステージで真っ裸の女が踊るなんて、中国にはない見せ物だから、女性も演劇や舞台を観る感覚なんです」
中国では、旅行業法でエロ目的や賭博(パチンコ、競馬場など)関係の場所に旅行客を案内してはいけない。だが実際は、添乗員がバスの中で説明を始めるのが「定番」。もちろん自由参加だが、「たいていの人は行く」(同前)という。
※週刊ポスト2012年2月24日号
性行為経験人数、世界平均は男性13人で女性は7人
『中国ライフスタイル白書2009』、『中国消費者の生活実態』、『デュレックス・セクシャル・ウェルビーイング・サーベイ』を見比べていくと、「13億人の性生活」が明らかになる。
【初体験】
青少年外展社会工作隊と香港社会服務聯会が07年9月から08年1月にかけて香港全域で、11-18歳までの青少年1200人に街頭調査を実施。回答者の63.4%がセックス経験有りと答えた。96年に調査した40%に比べて20%も上昇した。初体験の平均年齢は14歳。そのうち80%は16歳未満で、12歳以下は9%いた。
【経験人数】
これまでの経験人数は、世界平均が男性13人、女性7人だが、中国人は男性4人、女性2人と、調査対象26か国中最少人数である。しかし、ある調査会社の2004年データによると、中国人が一生で関係をもつ性パートナーは平均19.3人で世界最多。そのわずか2年前の統計では2.1人と世界最低水準だった。
【浮気】
結婚前の浮気は、55.1%が「理解できる」と答え、「理解できない」は32.4%。一方、結婚後の不倫は「理解できる」58.12%、「理解できない」31.9%と、結婚前よりも寛大になる。一夜限りの関係については「理解できる」58.24%、「理解できない」24.31%だった。
【前戯】
前戯にかける時間は中国人19.9分と、世界平均の18.3分より時間をかけているようだ(日本人は16分)。しかし08年2月に南京で行なわれたシンポジウムによると、中国都市部に住む女性の4人に1人が性生活に不満を持っており、驚くことに、78.5%もの女性が「性行為の際、濡れない」と悩んでいる。
※週刊ポスト2010年10月1日号
【初体験】
青少年外展社会工作隊と香港社会服務聯会が07年9月から08年1月にかけて香港全域で、11-18歳までの青少年1200人に街頭調査を実施。回答者の63.4%がセックス経験有りと答えた。96年に調査した40%に比べて20%も上昇した。初体験の平均年齢は14歳。そのうち80%は16歳未満で、12歳以下は9%いた。
【経験人数】
これまでの経験人数は、世界平均が男性13人、女性7人だが、中国人は男性4人、女性2人と、調査対象26か国中最少人数である。しかし、ある調査会社の2004年データによると、中国人が一生で関係をもつ性パートナーは平均19.3人で世界最多。そのわずか2年前の統計では2.1人と世界最低水準だった。
【浮気】
結婚前の浮気は、55.1%が「理解できる」と答え、「理解できない」は32.4%。一方、結婚後の不倫は「理解できる」58.12%、「理解できない」31.9%と、結婚前よりも寛大になる。一夜限りの関係については「理解できる」58.24%、「理解できない」24.31%だった。
【前戯】
前戯にかける時間は中国人19.9分と、世界平均の18.3分より時間をかけているようだ(日本人は16分)。しかし08年2月に南京で行なわれたシンポジウムによると、中国都市部に住む女性の4人に1人が性生活に不満を持っており、驚くことに、78.5%もの女性が「性行為の際、濡れない」と悩んでいる。
※週刊ポスト2010年10月1日号
韓国の不倫経験率は世界2位でタイが1位
韓国の省庁「女性家族部」が2010年、中学生から19歳未満の男女1万8544人を対象に調査したところ――性経験率は3.2%であることが明らかになった。若い頃はオクテといえそうだが、彼らも性の快感を知るとネコがトラに豹変する。
仁済大学のある教授は、2010年夏に「韓国人は世界一セックスの欲求が強い」と発言した。その根拠は、ファイザー社が27か国1万2563人の男女に「セックスは人生で重要か?」と尋ねた調査。韓国人の87%が「重要」と答え、2位インドネシアを15%も上回った。
さらに、米国の調査会社が36か国の男女2万9000人に調査したところ、「不倫経験がある」男性は、タイの54%に次いで韓国が34%と世界2位をマークした。
もっとも、米国の製薬会社イーライリリー・アンド・カンパニーの、13か国34歳以上の男女の性生活アンケートでは、韓国人の週当たりのセックス回数は平均1.04回で、何と最下位。妻とのセックスはうっちゃり、不倫に励むのが韓国男性の性態のようだ。
※週刊ポスト2012年2月10日号
仁済大学のある教授は、2010年夏に「韓国人は世界一セックスの欲求が強い」と発言した。その根拠は、ファイザー社が27か国1万2563人の男女に「セックスは人生で重要か?」と尋ねた調査。韓国人の87%が「重要」と答え、2位インドネシアを15%も上回った。
さらに、米国の調査会社が36か国の男女2万9000人に調査したところ、「不倫経験がある」男性は、タイの54%に次いで韓国が34%と世界2位をマークした。
もっとも、米国の製薬会社イーライリリー・アンド・カンパニーの、13か国34歳以上の男女の性生活アンケートでは、韓国人の週当たりのセックス回数は平均1.04回で、何と最下位。妻とのセックスはうっちゃり、不倫に励むのが韓国男性の性態のようだ。
※週刊ポスト2012年2月10日号
2012年4月15日日曜日
中国での商談は油断大敵の心で
今日から初めて「中国ビジネスヘッドライン」にコラムを掲載させていただくことになりました。皆様の中国ビジネスの一助になることができれば幸いです。
7年前、中国で中国の大手IT企業へプレゼンをしたときのことです。中国側IT企業は4名、そしてこちらは3名。中国側は全員日本語が分からないということでした。私は当時、商談レベルの中国語には少々不安があり、そこで私達のうちの中国語ネイティブな人が通訳になりプレゼンが始まりました。
プレゼンの時には、中国側からいろいろな質問や要求が浴びせられます。私達がその場で相談しなくては回答できないものも少なくありません。でもラッキーなことに相手は日本語が分かりません。通常であれば相手に聞かれたくないような話であっても、日本語であれば相手には伝わらず、堂々と相談できてしまいます。そんなこんなで、プレゼンは進み終了しました。
帰りに中国企業の4名が玄関まで見送ってくれたときのことです。私がうっかり相手の中国人の一人に、日本語でこのような言葉をかけてしまったのです。
「今度、機会があれば是非、日本にもおいでください。」
そうしたら、相手の中国人からは
「是非、行きたいですね。機会があれば、御社を拝見したいです。」
と、かなりネイティブな日本語が返ってきたのです。
「えっ?日本語できるんですか?」
「いえ・・。まぁ・・ちょっと・・・」
全ては後の祭り。私達が彼らの前で話した日本語の相談事は、全て伝わっていました。
中国のビジネスでは、どんな時も油断してはいけないと、この時はじめて悟りました。
相手の中国IT企業は、当時の私よりも一枚も二枚も上手だったわけです。
それは、正しいとか正しくないとか、ずるいとかずるくないとか、そんな尺度の問題ではなく、そもそもビジネスとはそうしたものだ、騙し合いなのだ・・と言われたような気がしました。
今もなお、中国との仕事に携わっておりますが、こうした経験は今もなお私の仕事の中で大きな財産になっています。
7年前、中国で中国の大手IT企業へプレゼンをしたときのことです。中国側IT企業は4名、そしてこちらは3名。中国側は全員日本語が分からないということでした。私は当時、商談レベルの中国語には少々不安があり、そこで私達のうちの中国語ネイティブな人が通訳になりプレゼンが始まりました。
プレゼンの時には、中国側からいろいろな質問や要求が浴びせられます。私達がその場で相談しなくては回答できないものも少なくありません。でもラッキーなことに相手は日本語が分かりません。通常であれば相手に聞かれたくないような話であっても、日本語であれば相手には伝わらず、堂々と相談できてしまいます。そんなこんなで、プレゼンは進み終了しました。
帰りに中国企業の4名が玄関まで見送ってくれたときのことです。私がうっかり相手の中国人の一人に、日本語でこのような言葉をかけてしまったのです。
「今度、機会があれば是非、日本にもおいでください。」
そうしたら、相手の中国人からは
「是非、行きたいですね。機会があれば、御社を拝見したいです。」
と、かなりネイティブな日本語が返ってきたのです。
「えっ?日本語できるんですか?」
「いえ・・。まぁ・・ちょっと・・・」
全ては後の祭り。私達が彼らの前で話した日本語の相談事は、全て伝わっていました。
中国のビジネスでは、どんな時も油断してはいけないと、この時はじめて悟りました。
相手の中国IT企業は、当時の私よりも一枚も二枚も上手だったわけです。
それは、正しいとか正しくないとか、ずるいとかずるくないとか、そんな尺度の問題ではなく、そもそもビジネスとはそうしたものだ、騙し合いなのだ・・と言われたような気がしました。
今もなお、中国との仕事に携わっておりますが、こうした経験は今もなお私の仕事の中で大きな財産になっています。
朝鮮で戦争が起こったら韓国の半分は逃げる
韓国青少年未来リーダー連合などが韓国国内の400校以上の中高校生を対象に実施した『青少年の国家観と安全保障観』調査によると、44.5%の中高校生が「現在の一番の敵は日本」と回答したことがわかった。環球時報が報じた。
■「韓国・反日」に関する他の記事 - サーチナ・ハイライト
第2位の北朝鮮は22.1%で日本の半数にも満たなかったほか、同盟国アメリカは第3位で19.9%、続いて中国が12.8%、ロシアが0.6%と続いた。韓国の中高校生は天安号事件や延坪島砲撃で関係が悪化している北朝鮮以上に、日本を最大の敵と見なしていることが調査で明らかになった。
韓国メディアの東亜日報は調査結果について、「日本による歴史の歪曲(わいきょく)や領土主権争いによって、韓国青少年の日本に対する印象が悪化し、最大の脅威と見なすに至った」と分析している。
一方、「天安号事件の原因は?」の回答には63.5%の学生が「北朝鮮の武力挑発」、12%が「分からない」と答え、「船体が海底の岩にぶつかった」との回答も3%あった。「北朝鮮が再び武力挑発してきたら?」との問いには、59.6%が「反撃などの強硬手段をとる」と答え、「太陽政策を推進する」との回答はわずか27.7%だった。このほか「分からない」も12.8%あった。
多くの中高校生が強硬な姿勢を支持しているものの、「もし戦争が起きたら?」の問いには58.8%が「海外に逃げる」と答え、「兵力として参戦する」は19.8%と2割に満たなかった。また「韓国に留まる」との回答も21.6%に過ぎなかった。(編集担当:及川源十郎)
■「韓国・反日」に関する他の記事 - サーチナ・ハイライト
第2位の北朝鮮は22.1%で日本の半数にも満たなかったほか、同盟国アメリカは第3位で19.9%、続いて中国が12.8%、ロシアが0.6%と続いた。韓国の中高校生は天安号事件や延坪島砲撃で関係が悪化している北朝鮮以上に、日本を最大の敵と見なしていることが調査で明らかになった。
韓国メディアの東亜日報は調査結果について、「日本による歴史の歪曲(わいきょく)や領土主権争いによって、韓国青少年の日本に対する印象が悪化し、最大の脅威と見なすに至った」と分析している。
一方、「天安号事件の原因は?」の回答には63.5%の学生が「北朝鮮の武力挑発」、12%が「分からない」と答え、「船体が海底の岩にぶつかった」との回答も3%あった。「北朝鮮が再び武力挑発してきたら?」との問いには、59.6%が「反撃などの強硬手段をとる」と答え、「太陽政策を推進する」との回答はわずか27.7%だった。このほか「分からない」も12.8%あった。
多くの中高校生が強硬な姿勢を支持しているものの、「もし戦争が起きたら?」の問いには58.8%が「海外に逃げる」と答え、「兵力として参戦する」は19.8%と2割に満たなかった。また「韓国に留まる」との回答も21.6%に過ぎなかった。(編集担当:及川源十郎)
2012年4月14日土曜日
慰安婦問題は韓国のせいで未解決
産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘氏は、従軍慰安婦問題等の現地リポートを行っているが、この度、韓国紙から取材を受けたという。以下、黒田氏のレポートだ。
* * *
先日(3月2日)朝、顔を洗っているとケイタイに電話がかかってきた。夕刊紙「文化日報」の女性記者で、朝刊紙の「東亜日報」が社説で筆者を非難していて、その件で電話インタビューしたいと言う。
この社説は「日本は慰安婦問題で協議に応じろ」と題し、最近、また外交問題として蒸し返されている慰安婦問題で日本を非難したものだった。
ところが社説の半分は「サンケイ新聞のクロダ記者が日本の保守右翼雑誌(『WiLL』)4月号に“慰安婦を国民代表にする国”というタイトルで慰安婦をおとしめる記事を書いている」として筆者を名指しで非難する内容だった。
雑誌が発売されてから1週間は経っているので不思議に思ったが、実は前日の3月1日に「朝鮮日報」(ネット版)などいくつかのメディアが「妄言製造機クロダがまた妄言」などと筆者を非難する報道をしていたからだ。
雑誌の記事は、筆者が本誌などでこれまで紹介してきた慰安婦問題に関する最近の韓国の動きをまとめ、論評したものだった。
その骨子は、韓国では今や元慰安婦たちはまるで“抗日独立有功者”のような扱いで聖域化され、誰も手が付けられない問題として解決を難しくしているというものだった。
その証拠として、日本大使館前の慰安婦記念像は無許可でも当局は撤去できないし、元慰安婦は亡くなるとすべての新聞に顔写真付きで必ず死亡記事が出るし、ソウル市長と市民代表による大晦日の“除夜の鐘”にも招かれている……などと紹介した。
ただ雑誌がどういうわけか表紙で「売春婦を国民代表にする国」としたため、これがいっそうの刺激となって「冒瀆(ぼうとく)」「妄言」と非難された。
しかし筆者は彼女らを「売春婦」と書いたことは一度もない。問題解決を妨げているのは彼女らではなく、彼女らを反日に利用し国民をマインドコントロールしてきた支援団体とマスコミだと思っているからだ。
で、クロダ非難がなぜこの日だったかというと、3月1日が「独立運動記念日」で、李明博大統領が記念演説であらためて日本非難を語り、元慰安婦たち(約60人)に慰労の手紙を送っていたからだ。
元慰安婦の一人一人に大統領自ら手紙を伝達するなどというのは初めてで、このことも慰安婦問題の“聖域化”を物語っている。しかもこの手紙は昨年末の日韓首脳会談(京都)で「最初から最後までこの(慰安婦)問題を述べた」ことを誇り、これは「前例の無い、外交慣例にもはずれることだった」と自任している。
李大統領は慰安婦問題を「いかなる外交懸案よりも至急である」とも言っているが、ここにきて彼がなぜ慰安婦問題にそれほど感情的に入れ込むにいたったのか、謎めく。
実利外交が看板の経済大統領が、任期わずかとなり突然、反日・民族主義あるいは篤実なクリスチャンとして博愛・人道主義に目覚めたか?
あの朝、「文化日報」の記者には30分以上にわたって慰安婦問題の経緯と筆者の考えを懇切に説明してあげた。
その結果、紙面には「慰安婦問題がまだ解決しないのは韓国のせい/日本は補償金を準備し謝罪するも韓国受け入れず」という見出しで、珍しく筆者の話が正確に紹介されていた。李大統領は日本に謝罪を要求しているが、日本は首相の手紙をはじめすでに謝罪を繰り返してきたこと、問題解決は韓国の支援団体の反日強硬論でチャンスを逃したことなども出ていた。
そして外交問題には100%の勝利はない、51対49くらいの差でおさめるものという話も紹介していた。大統領の外交音痴に比べると、この記者がはるかにまともである。
※SAPIO2012年4月25日号
* * *
先日(3月2日)朝、顔を洗っているとケイタイに電話がかかってきた。夕刊紙「文化日報」の女性記者で、朝刊紙の「東亜日報」が社説で筆者を非難していて、その件で電話インタビューしたいと言う。
この社説は「日本は慰安婦問題で協議に応じろ」と題し、最近、また外交問題として蒸し返されている慰安婦問題で日本を非難したものだった。
ところが社説の半分は「サンケイ新聞のクロダ記者が日本の保守右翼雑誌(『WiLL』)4月号に“慰安婦を国民代表にする国”というタイトルで慰安婦をおとしめる記事を書いている」として筆者を名指しで非難する内容だった。
雑誌が発売されてから1週間は経っているので不思議に思ったが、実は前日の3月1日に「朝鮮日報」(ネット版)などいくつかのメディアが「妄言製造機クロダがまた妄言」などと筆者を非難する報道をしていたからだ。
雑誌の記事は、筆者が本誌などでこれまで紹介してきた慰安婦問題に関する最近の韓国の動きをまとめ、論評したものだった。
その骨子は、韓国では今や元慰安婦たちはまるで“抗日独立有功者”のような扱いで聖域化され、誰も手が付けられない問題として解決を難しくしているというものだった。
その証拠として、日本大使館前の慰安婦記念像は無許可でも当局は撤去できないし、元慰安婦は亡くなるとすべての新聞に顔写真付きで必ず死亡記事が出るし、ソウル市長と市民代表による大晦日の“除夜の鐘”にも招かれている……などと紹介した。
ただ雑誌がどういうわけか表紙で「売春婦を国民代表にする国」としたため、これがいっそうの刺激となって「冒瀆(ぼうとく)」「妄言」と非難された。
しかし筆者は彼女らを「売春婦」と書いたことは一度もない。問題解決を妨げているのは彼女らではなく、彼女らを反日に利用し国民をマインドコントロールしてきた支援団体とマスコミだと思っているからだ。
で、クロダ非難がなぜこの日だったかというと、3月1日が「独立運動記念日」で、李明博大統領が記念演説であらためて日本非難を語り、元慰安婦たち(約60人)に慰労の手紙を送っていたからだ。
元慰安婦の一人一人に大統領自ら手紙を伝達するなどというのは初めてで、このことも慰安婦問題の“聖域化”を物語っている。しかもこの手紙は昨年末の日韓首脳会談(京都)で「最初から最後までこの(慰安婦)問題を述べた」ことを誇り、これは「前例の無い、外交慣例にもはずれることだった」と自任している。
李大統領は慰安婦問題を「いかなる外交懸案よりも至急である」とも言っているが、ここにきて彼がなぜ慰安婦問題にそれほど感情的に入れ込むにいたったのか、謎めく。
実利外交が看板の経済大統領が、任期わずかとなり突然、反日・民族主義あるいは篤実なクリスチャンとして博愛・人道主義に目覚めたか?
あの朝、「文化日報」の記者には30分以上にわたって慰安婦問題の経緯と筆者の考えを懇切に説明してあげた。
その結果、紙面には「慰安婦問題がまだ解決しないのは韓国のせい/日本は補償金を準備し謝罪するも韓国受け入れず」という見出しで、珍しく筆者の話が正確に紹介されていた。李大統領は日本に謝罪を要求しているが、日本は首相の手紙をはじめすでに謝罪を繰り返してきたこと、問題解決は韓国の支援団体の反日強硬論でチャンスを逃したことなども出ていた。
そして外交問題には100%の勝利はない、51対49くらいの差でおさめるものという話も紹介していた。大統領の外交音痴に比べると、この記者がはるかにまともである。
※SAPIO2012年4月25日号
AV女優の出演料金は5万円から
現在、毎月発売されるアダルトビデオの新作は2000~2500本。市場規模は4000億~5000億円といわれているが、市場規模は縮小傾向にある。15年ほど前には1本に1000万円の制作費がついたが、現在はその10分の1程度がせいぜいなのだという。
“斜陽”がさらに色濃く表われているのが、女優のギャラである。
かつては1本400万~500万円もギャラを取る売れっ子女優が数多くいたが、今は昔。単体女優で「最低1本100万円」という相場も大きく値崩れしている。1996~1999年にAV界に君臨し、「AVクイーン」と呼ばれた小室友里(36)はこう証言する。
「ギャラは最初が高くて、後はだんだんと下がって行くのが通常。私の場合は最初、1本当たり100万円。それが最終的には70万円まで下がりました。今の女優さんのギャラは最初から10万とか5万円もざらだと聞きますが、私だったらそのギャラでは出ない。嫌な思いもする仕事ですから、そういう失うものの対価としてギャラがあると思います。今の子はある意味、素人さんが趣味みたいな感覚で出ている面もあるのでは」
小室がいた時代から10年あまりが経ち、より一層AVは世間に認知されてはいる。その分、裸になることへの抵抗はなくなり、女性がAVに出るハードルとともにギャラも下がったというわけか。AVプロダクションの社員が説明する。
「HPなんかには単体女優で100万円、企画モデルで50万円と書いているけど、それはマックスの数字です。単体でもよほど売れないと2本目からはグッと下がって10万円程度。企画モノに至っては、5万円でも脱ぐという女の子はわんさかいるので、金額で折り合わなければ辞めてもらうし、代わりは幾らでもいると思っています」(AVプロダクション社員)
※週刊ポスト2012年4月20日号
“斜陽”がさらに色濃く表われているのが、女優のギャラである。
かつては1本400万~500万円もギャラを取る売れっ子女優が数多くいたが、今は昔。単体女優で「最低1本100万円」という相場も大きく値崩れしている。1996~1999年にAV界に君臨し、「AVクイーン」と呼ばれた小室友里(36)はこう証言する。
「ギャラは最初が高くて、後はだんだんと下がって行くのが通常。私の場合は最初、1本当たり100万円。それが最終的には70万円まで下がりました。今の女優さんのギャラは最初から10万とか5万円もざらだと聞きますが、私だったらそのギャラでは出ない。嫌な思いもする仕事ですから、そういう失うものの対価としてギャラがあると思います。今の子はある意味、素人さんが趣味みたいな感覚で出ている面もあるのでは」
小室がいた時代から10年あまりが経ち、より一層AVは世間に認知されてはいる。その分、裸になることへの抵抗はなくなり、女性がAVに出るハードルとともにギャラも下がったというわけか。AVプロダクションの社員が説明する。
「HPなんかには単体女優で100万円、企画モデルで50万円と書いているけど、それはマックスの数字です。単体でもよほど売れないと2本目からはグッと下がって10万円程度。企画モノに至っては、5万円でも脱ぐという女の子はわんさかいるので、金額で折り合わなければ辞めてもらうし、代わりは幾らでもいると思っています」(AVプロダクション社員)
※週刊ポスト2012年4月20日号
2012年4月11日水曜日
クラウドにおける日米中国の覇権
Computerのクラウドの世界にも競争の兆しが見えてきました。特にアメリカがこの問題で黙っていることは考えられません。 下に引用した文章はこの間の事情を伝えています。
今年4月、IT業界のライバルのグーグルとマイクロソフト(MS)は時ならぬ「認証」論争を行った。両社が米国政府に納品するクラウドサービスが米連邦情報保安管理法(FISMA)の認証を受けたかをめぐってのものだった。グーグルが「FISMA認証を(クラウド業界で)最初に受けた」と広報すると、MSは法務省の文書を根拠に「事実でない」と主張した。するとグーグルは「むしろMSは認証を受けられなかった」と正面から受けた。
巨大グローバル企業の笑えない舌戦は米連邦政府が2月にクラウド分野に連邦政府の全IT予算の25%に達する200億ドルを投資することにしたためだ。クラウド業者の立場からは“とてつもない市場”が開かれたのだ。「クラウドファースト政策」(Cloud first policy)と呼ばれるこの政策は、各政府機関が2012年6月まで最小3件の公共サービスを民間のクラウド基盤に切り替えるよう義務づけることを骨子とする。公共領域にクラウドを先制的に導入し米政府がクラウド拡散に主導的役割をするという考えだ。
グローバルIT企業の血戦に劣らず各国政府のクラウド戦争も激しい。米国では政府機関がクラウドを利用するのは新しくない。財務省と米航空宇宙局(NASA)はウェブサイト運営をアマゾンの「EC2」に任せたし、連邦通信委員会(FCC)・総務庁・ニューヨーク市もクラウドを活用している。日本の経済産業省は昨年、クラウド分野に5年間に1兆7000億円を投じ、米アマゾン、グーグルに次ぐ大規模データセンターを構築するという腹案を出した。低迷した景気を回復させるとともに、米国が「クラウド覇権」を握るのを牽制するのが趣旨だ。
日本では3月の東日本大震災の経験がクラウドの必要性を実感する契機になった。総務省の谷脇康彦情報通信政策課長は、「地震で被災地域の行政システムが破壊され住民情報が消えた。クラウドシステムなら復旧が可能だったためクラウドの必要性を大きく感じている」と話した。
中国国家発展改革委員会は昨年10月、北京・上海・深セン・杭州・無錫の5都市をクラウドパイロット区域に指定した。また、中国はクラウド企業誘致のために「データセンターは本土に設置しなければならない」という強制条項も緩和した。英国(G-クラウドプロジェクト)・オーストラリア(クラウドコンピューティング戦略草案)・シンガポール(データセンターパーク)も政府レベルの計画をまとめ、自国のクラウド産業を率いている。
今年4月、IT業界のライバルのグーグルとマイクロソフト(MS)は時ならぬ「認証」論争を行った。両社が米国政府に納品するクラウドサービスが米連邦情報保安管理法(FISMA)の認証を受けたかをめぐってのものだった。グーグルが「FISMA認証を(クラウド業界で)最初に受けた」と広報すると、MSは法務省の文書を根拠に「事実でない」と主張した。するとグーグルは「むしろMSは認証を受けられなかった」と正面から受けた。
巨大グローバル企業の笑えない舌戦は米連邦政府が2月にクラウド分野に連邦政府の全IT予算の25%に達する200億ドルを投資することにしたためだ。クラウド業者の立場からは“とてつもない市場”が開かれたのだ。「クラウドファースト政策」(Cloud first policy)と呼ばれるこの政策は、各政府機関が2012年6月まで最小3件の公共サービスを民間のクラウド基盤に切り替えるよう義務づけることを骨子とする。公共領域にクラウドを先制的に導入し米政府がクラウド拡散に主導的役割をするという考えだ。
グローバルIT企業の血戦に劣らず各国政府のクラウド戦争も激しい。米国では政府機関がクラウドを利用するのは新しくない。財務省と米航空宇宙局(NASA)はウェブサイト運営をアマゾンの「EC2」に任せたし、連邦通信委員会(FCC)・総務庁・ニューヨーク市もクラウドを活用している。日本の経済産業省は昨年、クラウド分野に5年間に1兆7000億円を投じ、米アマゾン、グーグルに次ぐ大規模データセンターを構築するという腹案を出した。低迷した景気を回復させるとともに、米国が「クラウド覇権」を握るのを牽制するのが趣旨だ。
日本では3月の東日本大震災の経験がクラウドの必要性を実感する契機になった。総務省の谷脇康彦情報通信政策課長は、「地震で被災地域の行政システムが破壊され住民情報が消えた。クラウドシステムなら復旧が可能だったためクラウドの必要性を大きく感じている」と話した。
中国国家発展改革委員会は昨年10月、北京・上海・深セン・杭州・無錫の5都市をクラウドパイロット区域に指定した。また、中国はクラウド企業誘致のために「データセンターは本土に設置しなければならない」という強制条項も緩和した。英国(G-クラウドプロジェクト)・オーストラリア(クラウドコンピューティング戦略草案)・シンガポール(データセンターパーク)も政府レベルの計画をまとめ、自国のクラウド産業を率いている。
2012年4月5日木曜日
Computer時代の重大課題の目
人々は益々Computerのモニター画面を見る時間が長くなり時を忘れて過ごすことが多くなります。 このことを子供のころから続けていると、その結果目に悪い結果が出るのです。 すなわち近眼の目になるのです。 それを避けるには一時間Computerを続けたら一時間ぐらい遠いものを見る習慣を付けなければなりません。 それをしないと全員一生涯メガネなしの暮らしはできなくなる可能性があります。 特に四時間五時間など長時間長くComputerを見ることは深刻な目の近視を招きます。 意外にメガネ無しの生活は重要なことです。 これからの若い人はメガネ無しの生活が便利で活動しやすいものと分かるでしょう。
また女性に取ってメガネの人生は将来の伴侶を得るときに重要な容姿のPointにもなり自分を選んでくれる男性の重要な欠点になることを忘れてはいけません。
何事も過ぎたること良くはありません。
Computerに溺れるのも程ほどにが良いのです。
また女性に取ってメガネの人生は将来の伴侶を得るときに重要な容姿のPointにもなり自分を選んでくれる男性の重要な欠点になることを忘れてはいけません。
何事も過ぎたること良くはありません。
Computerに溺れるのも程ほどにが良いのです。
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