『中国ライフスタイル白書2009』、『中国消費者の生活実態』、『デュレックス・セクシャル・ウェルビーイング・サーベイ』を見比べていくと、「13億人の性生活」が明らかになる。
【初体験】
青少年外展社会工作隊と香港社会服務聯会が07年9月から08年1月にかけて香港全域で、11-18歳までの青少年1200人に街頭調査を実施。回答者の63.4%がセックス経験有りと答えた。96年に調査した40%に比べて20%も上昇した。初体験の平均年齢は14歳。そのうち80%は16歳未満で、12歳以下は9%いた。
【経験人数】
これまでの経験人数は、世界平均が男性13人、女性7人だが、中国人は男性4人、女性2人と、調査対象26か国中最少人数である。しかし、ある調査会社の2004年データによると、中国人が一生で関係をもつ性パートナーは平均19.3人で世界最多。そのわずか2年前の統計では2.1人と世界最低水準だった。
【浮気】
結婚前の浮気は、55.1%が「理解できる」と答え、「理解できない」は32.4%。一方、結婚後の不倫は「理解できる」58.12%、「理解できない」31.9%と、結婚前よりも寛大になる。一夜限りの関係については「理解できる」58.24%、「理解できない」24.31%だった。
【前戯】
前戯にかける時間は中国人19.9分と、世界平均の18.3分より時間をかけているようだ(日本人は16分)。しかし08年2月に南京で行なわれたシンポジウムによると、中国都市部に住む女性の4人に1人が性生活に不満を持っており、驚くことに、78.5%もの女性が「性行為の際、濡れない」と悩んでいる。
※週刊ポスト2010年10月1日号
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