欧州向けガス再開に道 ウクライナが合意署名
【モスクワ11日共同】ウクライナを経由したロシア産天然ガスの欧州向け供給が途絶えている問題で、タス通信によると、ウクライナのティモシェンコ首相は11日、キエフで欧州連合(EU)議長国チェコのトポラーネク首相と会談した後、ウクライナで輸送を監視する監視団の創設に関する合意文書に署名したと表明した。欧州向け供給の再開に道が開かれた。
トポラーネク首相は記者会見で「36時間以内に欧州向け供給が再開される可能性がある」と説明した。ロシアは10日、トポラーネク首相の働き掛けでEU側とともに合意文書に署名。プーチン首相は「監視団が活動を始め次第、供給を再開する」と表明していた。
ロシア側によると、監視団にはEU調査団とウクライナ側の専門家に加え、ウクライナが当初難色を示していたロシア側の参加も認められることになった。
(初版:1月11日11時24分)
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